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行政書士法違反にならないために

行政書士に合格したら、バリバリ仕事をするぞ!

私も、合格証を手にした時、そう固く決意しました。

しかし、ちょっと待てよ。

仕事の内容は何となくわかるけど、実際どこまでが行政書士の仕事なのか、、、

いわゆる業際の問題ですね。

ヤクザでいうと、うちの島、ショバは、ここからここ!

みたいな感じです。

つまり、行政書士は、弁護士や司法書士の業務に手を出して、

彼らの利益を横取りしてはいけないということです。

弁護士法で言えば、紛争性のある法律事件には、行政書士は立ち入ってはいけません。

司法書士のショバである、登記業務をしてはいけないのです。

彼らの、縄張りを行政書士が犯すと、行政書士法違反となります。

連合会から、登録抹消されたりします。

ですから、行政書士に合格したら、行政書士法をしっかり読んでおきましょう。

何が行政書士のすべき仕事ががつかめると思います。

公務員は行政書士になれる?

行政書士は、その名とおり、基本的に行政を相手にする法律家です。

その行政で働く、公務員は、行政書士の仕事と密接に関わっています。

たとえば、飲食店営業許可を取る場合は、だいたい役所の衛生環境科などの公務員と折衝します。

公務員である彼らもまた、営業許可についてのプロとも言えるのです。

そんな公務員である方々は、20年以上公務員(高卒・大17年)行政事務の仕事をしていれば、行政書士になる資格があります。

つまり、公務員になって、まっとうに仕事をしていれば、行政書士になれると言うことです。

行政書士試験を苦労して取った人たちには、ほんとうに羨ましいことですよね!

でもちょっとまってください。22才から、現役で公務員となったとしても、行政書士の資格がとれるのは、40才くらいという事になります。

40才くらいになって、役所をやめて、行政書士に、、、なんていうのはちょっともったいない気がしますね!

独立のリスクと、公務員の安定は天秤にかけるに値します。


私的には、公務員の方は、そのまま公務をつづけて、行政書士は独立願望が強い方々がやられるのが、職業の適性としていは良いのかな、、、なんて思ったりもします。

行政書士は法律家か、否か

行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、

官公署に提出する書類(電磁的記録を含む)に関して、

法律に基づき作成・提出を代理し、加えて、当該書類作成に伴う相談に応ずることを業としています。

簡単にいうと、役所に出す書類を作る時、相談に乗って、

作成してあげて、代わりに提出してあげる仕事です。

なんだ、書類を書くだけ?昔からいう代書屋ってことじゃないか、、、

と思っていまいがちですが、全く違います。

そもそも、役所は、何を基準にして書類を作らせるかというと、

法律や条例に基づいて、作らせるわけです。

つまり、法律を詳しく知らなければ、書類作成がスムーズにできません。

依頼者には、これこれこういう法律で、この書類の作成が必要なんですよ。

この事業を開始するのに必要な許認可の要件は、〇〇ですよ。

こういう説明を、相手のニーズに合わせてしてあげる必要があります。

また、役所も法律に基づいているとはいえ、法律通りにしていない時もありますので、

行政書士が指摘して、正しい法解釈に直していくケースもありえるのです。

つまり、行政書士はれっきとした法律家。

法律を武器にしっかり、仕事をしていくべきでしょう。

女性行政書士について

行政書士に合格したときの、お祝い会に、女性の方も多くいらっしゃいました。

みなさんしっかりした女性で、とても魅力的でした。

士業といえば、長らく男の世界だったわけですが、

弁護士の住田先生や、カバチタレの堀北真希のように、

女性ならではの視点でしかできない仕事もあると思います。

このブログを見ているということは、貴方は女性で、行政書士になろうかな、、、

と考えているのかもしれません。

案ずるよりは、産むが安し。目指してい待ったほうが早いのです。

女性の行政書士なんて、かっこいいです。

是非、一緒にお仕事ができる日を楽しみにしております。

行政書士と著作権ビジネス

行政書士には、著作権ビジネスがピッタリだと思っています。

弁護士の仕事は、おもに裁判。

法律でケンカする仕事です。※紛争性のある法律事件

それに対して、行政書士は、契約書の作成や、役所への許認可申請の代理。

著作権の登録は、役所である文化庁管轄なので、行政書士ができる仕事です。

その上、著作権には、出版権設定契約などが必要になってきて、

行政書士の権利義務・事実に関する書類の作成当てはまる仕事。

なにより、これからは知的財産権が重要になってくる時代。

いまこそ、著作権について学び、ビジネスを展開していくべきだと考えています。

参考サイト
著作権登録代行センター

行政書士の平均年収について

行政書士は、稼げるか???

行政書士合格を目指す人にとって、年収はとても気になるもの。

500万だったり、100万以下だったり、、、いったいどの数字が本当なの?

という事になると思います。

私の知り合いの行政書士は、月8万の時もあれば、70万以上の時もあります。

サラリーマンでは無いので、毎月決まった収入が入ってくるわけではありません。

※顧問契約とか継続収入モデルを構築すれば別

ですから、本当に実力次第といえるでしょう。

でも、この実力次第というのが、曲者です。

要は、稼げるやつは稼げる、稼げない奴は稼げないのです。

どんなに切れる日本刀を持っていても、使い手が素人なら、役に立たない。

例えば、印刷業界は、WEB全盛器で、どこも不況ですが、儲かっている所もあります。

やり方次第で、不況には関係ないんです。

何しろ、行政書士の仕事自体は、単価が高いものが多いです。

行政書士連合会の報酬額統計をみれば、10万円以上の仕事がゴロゴロあります。

単価の高い仕事を、どんな戦略と営業で取っていくかが、鍵になります。

ただ、資格を取れば稼げる、、、そういう訳ではなく、使い方が上手にならなければ、

弁護士(ミサイル)にしろ、司法書士(鉄砲)にしろ、行政書士(日本刀)にしろ、全て同じなのです。




行政書士法人とは?メリットとデメリット

友達の行政書士と一緒に、私の個人登録が終わったら行政書士法人を設立する予定です。

でも、行政書士法人って何?メリットは?デメリットは無いの?といった所を、少しお話いたします。

まず、行政書士法人とは、業務を組織的に行うことを目的として行政書士が共同して設立した法人をいう。

簡単にいうと、社員がすべて、行政書士の会社 ということになります。

株式会社とか、合同会社(古くは有限会社)などと同じように、法人であれば、

社会的信用が個人事務所よりつくわけです。

他のメリットとしては、業務の効率化や、複数拠点展開を視野にいれることができたり、

経費や売上を一括してできるので、利益を生みやすくなるとも言えます。

ただ、デメリットもあります。行政書士法人の社員は、無限責任、、、

法人内での、他の行政書士のペケ、、、の尻拭いの責任もあります。

だからこそ、しっかりした仕事を!という責任感がより必要になってきますね。

どちらにせよ、これからは士業も法人化の時代ですので、

行政書士法人になれるチャンスがある時には、飛びついた方がよいかもしれません。

行政書士の登録料について

行政書士の登録料は、だいたい30万円程度です。
今回、私が登録した、東京都行政書士会は、

登録手数料:25000円
入会金:200000円
会費前納:3ヶ月分:18000円
収入印紙:30000円
政治連盟会費3ヶ月分:3000円

合計:276000円

高いと見るか、安いとみるかは、人によると思いますが
会費は、月7000円ですので、行政書士になるなら、
最低7000円は稼がないと赤字になってしまいます。

弁護士でされ、即独立するこのご時世ですので、

行政書士もやはり、これからは、即独立すべきなのかもしれませんね。

行政書士試験を3ヶ月で合格する方法?

私は、行政書士試験を3ヶ月で合格する方法はわかりません。

なぜなら、自分自身が3年かかってしまったからです、しかも法学部です。

ただ、3ヶ月で合格する事は不可能では無いというのはわかります。

短期で集中的に勉強できる方なら、きっと可能性はあるでしょう。

3ヶ月間みっちり毎日10時間すれば、約900時間が確保できます。

十分戦えるレベルです。

しかし、初学者が注意しなければならないのは、

法律というのは用語が分からない事や、一人で本を呼んでいても理解出来ない事があり、

そこでつっかえてしまうことがあります。

例えば、民法の危険負担は、私も最初はよくわかりませんでした。法定地上権もです。

そういう、不明な点がでてきたときに、すぐに疑問を解決できる体制・サポートが必要なんだと思います。

短期合格のために一番必要なのは、勉強量です。

そして、その次は、「運」です。

ほんとうに、運はあります。試験問題は、試験委員が変われば傾向が変わったりします。

記述は自分が特に力を要れている所があたれば、それだけで合格の可能性が高いです。

3ヶ月で合格したいのであれば、受けてみなければなりません。

落ちてもよいのです。そして、受かれば儲けものです。

そのくらいのゆったりした態度で、試験に望んでみる事をお勧めします。

行政書士の問題集のお勧め

私は、3回行政書士の試験に挑みました。

一年目は法学書院の問題集と、成美堂・TAC・LECの通信の各記述対策本です。
予想問題集も出ているのは、ほとんどやりました。その結果は、、、150点。
不合格です。

二年目は、早稲田セミナーの行政書士肢別問題集を中心にやりました。
しかし、仕事が忙しく全体的な勉強量不足で、、、、90点の惨敗です。

ただ、2年受けてわかったことは、行政書士試験は難しくなっているという事です。

試験のレベルに、行政書士向けの市販の問題集のレベルが追いついていません。

持ち帰った試験を分析していみると、問題集や過去問では対応できない問題がでています。

では、どういう問題集なら対応できるかというと、公務員向けのLECの過去問、司法書士の過去問、

司法試験向けの問題集です。

その中で、私は、当時公務員も視野にいれていたので、公務員向けのLECの過去問クイックマスターを解きました。民法、行政法、憲法と各1冊ずつです。

そして、3回目にして、ようやく合格しました、、、合格基準180点のギリギリセーフです。

ですから、行政書士になるには、過去問のレベルを認識した、勉強の仕方が必要になってきます。

現在のところは、少なくともクイックマスターをやっておくのがお勧めと思います。

 

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